クリーニング付管理システムを導入する例として、「食」を扱う食品工場を実例にお話しいたします。
ここ最近、食品業界(食品工場)でバーコード付、クリーニング付のユニフォームの運用をする工場が非常に多くなっております。
なぜかといいますと、まずここ10年ほどで食品工場における衛生管理が非常にデリケートになってきました。
ISO22000の食品安心マネージメントの国際規格が出来ているぐらいです。
また近年は部外者による異物混入事件が起きたりもしております。
今時はそのような事が起きますと一瞬でその工場が閉鎖なんてこともざらにあります。
そこでまずは従業員による異物混入を防ぐという意味合いから、クリーニングを業者に委託することで、個人で作業服を家に持って帰り自分で洗濯をしてその際に何らかの経緯で異物を付着させたままその服を着て仕事に向かう事が無いようにするということと、バーコード付きのユニフームを着用させることで、その日その時間、誰がユニフォームを着用してるかを把握することで部外者の侵入を防ぐ役割を持っております。
ただバーコォード管理やクリーニングを業者に委託することで当然、ユニフォームにかかる費用は通常の購買に比べますと、格段に上がることになり(同じ服を全員に余分にもう1着ずつ支給できるくらいなんていう話もあります)経営者の立場としては非常に頭を悩ますところでもあります。